「This is unbirthdayparty! (なんでもない日(誕生日以外)のパーティだよ!)」
これは「不思議の国のアリス」の有名なセリフの一つです。誕生日パーティが年1回しかないなら、あとの364日を誕生日以外の何でもない日として祝えば良いんだよ!という、帽子屋(The Hatter)による、お茶会を毎日開くための可笑しくも前向きな発案です。
去る2023年7月11日、まんのう町国際交流協会は久しぶりに対面での講座を開くこととなりました!
小学生英会話コンテストの審査をしていただいているご縁から、香川県国際交流員の「コリーン・マキョーン(Corinne Mckeown)さん」を講師にお迎えし、出身地であるイギリスの文化について講義ならぬ楽しいお茶会として、和気あいあいとした雰囲気でお話を伺いました。

コリーンさんを囲んでの楽しいお茶会(イギリス文化講座)
さてイギリスといえばアフタヌーンティーの文化で有名ですが、イギリスでティーと言うとミルクティーが出されるのだそうです!(無糖のストレートティーとばかり思っておりました)みなさんご存知でしたでしょうか?

当日はお茶会のために特別にイギリス直輸入のお菓子をご用意いたしました。
イギリスで人気のある「Walkers」というメーカーのお菓子です。
そしてお茶はもちろんミルクティーです!
講師であるコリーンさんに自己紹介をしていただいたのですが、やはり気になるのが「来日の理由」です。
コリーンさんは日本のアニメがきっかけで日本や日本語に興味を持たれ、その後少しずつ日本に留学する機会を持ち、2021年11月から香川県の国際交流員として活躍されております。(香川県国際交流員のプロフィール)

コリーンさんは日本語がとても流暢です。そのため、たまに「この日本語訳はちょっと違和感がある」と思うこともしばしばあるそうです。
たとえば、まんのう町を知っていただく資料としてお渡しした「広報 まんのう」の2023年7月号の最後のページに「防災教室(Disaster School:ディザスター スクール)」とありました。
教室イコール学びの場であり、つまり「学校」ということで、日本人には違和感はあまりないですが、英語が母国語の場合、schoolは定期的に通うところというイメージが強いため、防災情報としての「教室」をschoolと訳すと、今一つしっくりこないという話に。
では何が一番しっくりくるのか?
と、コリーンさんと参加いただいた皆さまでいろいと検討した結果、教室を「講座(seminar:セミナー)」と訳すとしっくりくる、ということになりました。
さてここで終わらないのがまんのう町国際交流協会です!
さっそく広報担当者へ変更を提案させていただきました。
すると・・・
なんと! 今号(2023年8月号)からご変更いただいておりました!
皆様のお手元に届いた「広報まんのう」をぜひぜひチェックしてください。
このような感じで和気あいあいとしたイギリス文化講座となりました。
またこのような文化講座を少しずつ再開していきたいと思いますので、お楽しみに。
まんのう町国際交流協会(MIEA ミーア)
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