毎年、町内在住の外国籍の方に向けて防災知識を学んでいただくためのイベントを開催しています。 新型コロナウイルスが蔓延してからも毎年続けて来ましたが、会場の人数制限などもあり、大事な防災の知識を多くの方へお伝えすることができず心配でした。
今年はやっと行動制限も解かれ、香川県防災センターで災害体験を通じて実践的な知識を学んでいただく機会を設けることができました!
百聞は一見に如かずと言いますが、やはり聞くと体験するではまったく違います。 大きな揺れに直面したら、地震になれた日本人でも命の危険を感じてパニックになりがちです。ましてや海外での生活で直面したら、本当に不安で仕方ないと思います。
今回、防災センターで揺れを疑似体験することで、とっさのときに落ち着いて身の安全を確保できる術を学んでいただけたと思います。
もちろん一度だけでは身につかないと思いますので、今後も防災体験の機会を設けることで、少しずつ、しかし着実に防災の知識を身に着けていただければと思っています。
また香川県防災センターでは地震体験だけでなく、台風の暴風体験や火災の煙体験などもできます。
台風や火災のほうが被害にあう確率も高いですが、普段から訓練ができているかというと、なかなか難しいのが現状です。防災センターで台風や火災の被害時の防災知識を学べたことも非常に大きな収穫でした。
例えばこんなことをクイズ形式で学びましたよ!
学校の休み時間に運動場で遊んでいるときに地震が起こったら・・・
→すぐに校舎の中に避難する?
→それとも、運動場の真ん中に避難する?
災害が起きたとき、電話がつながらない! →そんな時は3桁の「災害用伝言ダイヤル」に電話! でも番号はちゃんと覚えてる?
いざというときのために、これからも毎年開催していきたいと思います。
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